産休育休中の住民税の支払いは免除にならない?減免は?いつ払うの?
産休(産前産後休業)や育休(育児休業)は
お母さんにとって出産や育児に専念できる大事な期間です。
この期間中の健康保険料や厚生年金などがいろいろ免除されますが、
要注意なのが住民税です。
私も能天気〜に産休育休を過ごしていたところに
住民税支払通知が・・・(・_・)?
しかも結構な高額!!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
なんじゃこれ?休業期間中は免除じゃないの・・・?
と思い必死に自分で検索したのがついこの間です。
この経験をふまえ、
今回は会社員だった私が
産休育休を取った時の住民税に関して体験談とともに説明していきます。
産休育休中の住民税の支払いは免除にならない?
休業期間中の給料はありませんが
健康保険料や厚生年金などがいろいろ免除されて
給付金がもらえる!!うほほ〜〜い!!
と思っていませんか?
はい、まさに私はそう思ってました。
でも実は免除にならない税があるんですね。
それが住民税です。
そもそも住民税は
昨年の所得に対して課税されるので
昨年せっせと会社員として働いていた人には必然的に支払いが必要なんです。
今まで会社が住民税を差し引いて給料支払をしていたのが、
会社からの給料がストップすることにより
自分で支払いしないといけなくなるんですね。。。
しかもこれが結構高額なのが痛いところ。
私の場合は通常
11,000円/月
位の支払いでしたので
1年間育休産休を取ったとしたらその額なんと
132,000円!!!
高い、高いよ住民税。
なので産休育休中の生活費計画にはしっかりと住民税を支払うことも念頭に入れておきましょう!!
産休育休免除されるもの
◆健康保険料
◆厚生年金
◆雇用保険
◆所得税(無給のため天引きなし)
産休育休免除されないもの
◆住民税(前年度分を自分で納付)
産休育休中の住民税減免になる場合〜練馬区の場合
色々ネットで調べていると
住民税が減額または免除になった!!という方記事もチラホラ見かけました。
住民税って結構高額なので
もし可能なら安くしたい!!と誰しもが思いますよね。
でもこればっかりは住んでいる自治体によって異なりますので
自分で市(区)税事務所に問い合わせをするしかありません。
この手の話は税金系にありがちですが、
「税金を納めろ」っという話は積極的に発信してきますが、
自治体から「還付や減免できるよ」という発信はほとんどないからです。
まずは自分が住んでいる地区のホームページで確認してみましょう。
「地区名 住民税 減免」で検索検索!!
これでわからない場合は区税・市税事務所に直接電話して聞いてみましょう。
ちなみに私の住んでいる東京都練馬区も調べてみました。
練馬区の住民税が減免になるのは
①生活保護法による生活扶助を受給している場合
②水害に遭われた場合
となり、どちらにも当てはまらない私はどうやら減免はないようです。
もちろん住民税自体が所得に応じて計算されます。
今年の支払いは減免できなくても、
産休育休を取った次の住民税はそれなりになるはずなので
それも含めて区税・市税事務所に確認するのがおすすめです。
産休育休中の住民税はいつどうやって支払いするの?
産休育休中に
住民税を自分で支払わなくてはならないことは分かりました。
でもどうやって支払いするの?
面倒な手続きがあるの??
と不安になるかもしれませんが、
私の体験談としては
出産日の三週間後位に手紙で
・納税通知書
・納付書
が届きました。
こんな封筒に入ってきましたよ〜〜
↓
里帰りで他県にいたのですが、
夫が私の実家まで届けてくれました。
手紙を開けると月別の住民税納付書が入っており、
コンビニで納付できるようになっていました。
毎月チマチマ支払うのも忘れそうなので
確実に育休を取る8〜9ヶ月分位まとめてコンビニ支払いました。
その額、約10万円程!!!
かなり大きい金額ですよね(T_T)
私は子供の出産祝いで頂いたお金で乗り切りました。
手紙が来てから慌てて用意するには結構な金額ですので
私みたいにならないようにしっかりと準備しておくと安心です。
まとめ
育休中って慣れない育児で想像以上に忙しいですよね。
そんな中で細かいお金の事となると見落としがちですが
延滞するとさらに延滞金がかかるので損です!!
損をしないようにポイントをおさえて
余裕をもって育児をしていきたいですね。
◆育児休業給付金の計算は手取り?ボーナスや通勤費等は含める?