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結婚指輪はプラチナが人気その理由と後悔しない強度と純度について

2016/11/14

結婚指輪を作る時に多くの人が悩むのが指輪の素材です。
日本ではプラチナを選ぶ方が多く、ヨーロッパやアメリカでは
ゴールドが一般的だと言われています。

プラチナの方が高価だし良い素材なんでしょっって
多くの方が考えていると思いますし、自分もそう考えていました。

でもいざ自分が結婚指輪を作ろうと思った時に
プラチナは高価だ!って事以外何も知らないなと思い、
改めてプラチナの性質や特徴に関して調べてみました。

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結婚指輪はプラチナが人気その理由

プラチナは和名で白金と言います。
結婚指輪に多く使われるよういなったのは20世紀に入ってからで、
それまでは金で作られることが多かったそうです。

なぜプラチナの結婚指輪が増えたかというと
下記のような理由が挙げられます。

【強度】金に比べると変形しやすいが、頑丈
【変色】素材の色が白いので、変色しにくい
【金属アレルギー】なりにくい
メリット
・耐食性が強く加工がしやすいため、様々なデザインに対応できる
・色が白いのでダイヤモンドとの相性が良い
デメリット
・他の金属と比べると高価
・ゴールドやピンクゴールドに比べると細かい傷がつきやすい

うーん・・・確かにこれだけ見ても結婚指輪にとても適しています。
日本で人気が出たのも頷けます。
温泉が好きな方は変色しにくいというのも嬉しいですよね。

お店に行っても、プラチナを推してくる店員さんは多いです。
ただ、メリットばかり伝えてデメリットをあまり伝えない人も多い気がします。
プラチナは金よりも高価ですので、お店の売上からすると高い方を売った方が利益になりますからね。

もちろんプラチナを否定しているわけではありませんが
世の中に完全な金属というのは存在しませんので、
プラチナの弱点も把握し、納得した上で購入しましょう!

 

結婚指輪はプラチナで後悔しない?強度について

プラチナの弱点は強度だと私個人では思っています。

え?プラチナって頑丈で傷つきにくいって聞いたんだけど・・・

って思った方も多いはず。
でもですね、
結婚指輪で一般的によく使われるイエローゴールド、ピンクゴールド
の中では一番柔らかい素材なんです。

【強度のランク】
1.ピンクゴールド(Hv150)
2.イエローゴールド(Hv140)
3.プラチナPt900(Hv135)
※お店によって製法が違いますので確認は必要です

考えてみると四六時中プラチナの指輪をつけている方で、
何年経ってもピッカピカの状態を保っている方はいませんね。

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細かい傷が全体的について、マット加工のようになっているイメージです。
変色はしてしていませんが、小さな傷と汚れ?で若干黒ずんでいる方が多いです。
(あくまで私の周りの話です!)

比べて少数派ゴールド系の指輪の方は
傷こそあるものの、割とピカピカと輝きを持続しているものが多いです。

プラチナは強度という点では柔らかい方ですが
だからこそ様々なデザインに加工できたりしますので、
長所と短所は表裏一体ってわけです。

強い負荷がかかった時に硬いゴールド系だと割れてしまうのに対し、
プラチナは曲がるというところから、『粘り気がある』と表現する場合もあるそうです。

上のランクでプラチナPt900とありますが
この『PT〜』というのはプラチナ純度を表しています。
純度によって強度も変わってきますのでこちらも見ていきましょう。

 

結婚指輪のプラチナ純度について

一般的なプラチナPt900というのは「プラチナ含有量90%」という意味です。
よくあるものとしては
Pt999、Pt950、Pt900
の三つになりますが結婚指輪として使用されるのはPt950、Pt900が多いそう。

【Pt999】
純度99.9%のプラチナでできており、
Pt1000と記載しているところも多いです。
ほぼ純粋なプラチナでこちらが一番良いような気がしますが

Pt999の状態だと強度が弱く、色がやや黒みがかっていますので、
パラジウムのような白い金属を混ぜてPt950やPt900を作ります。

 

【Pt950】
海外の高級ブランドはこちらの純度95%のものが使われています。
高級ブランドは素材も高級なのかなと思いがちですが、
実は外国では『プラチナのジュエリーはPt950以上にしなければならない』
という法律のがあるからなんです。

もちろんプラチナの純度が高い分、
金額の差はPt900より5,000円〜10,000円位高くなるそうなので
こちらの方が高価なものという部分も間違ってはいません。

 

【Pt900】
日本ではこちらの純度90%のものがよく作られています。
理由は他の金属を混ぜて強度を上げる為と、
もう一つ職人にとって作業がしやすいからだそうです。

これによってよりデザインの幅は広がりますし、
後のトラブルも少ないので、日本では好まれる純度だそうです。

 

番外:【ハードプラチナ】
一般的にPt950やPt900は柔らかい方の素材ですが、
ルテニウムという金属を2%混ぜるとプラチナは一気に硬くなりハードプラチナとなります。

こちらは硬いため、金属を流し込む時に空気の気泡が出来やすく、
それが後にトラブルの元になることがあるそうです。
もちろんちゃんとした店舗では
トラブルを避けるために確認・注意しながら作業をしていますのでご安心ください。
より硬くなるため、プラチナで細い指輪の場合にオススメです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
高価だからといって万能な金属ではありませんし、
意外と柔らかい素材だったんですね。
それでも多くの方に選べれているプラチナはやはり結婚指輪をとして適切な素材です。
ご自身の好みや価値観で納得いくものを選んでくださいね。

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