結婚指輪のデザインに加える人気シンプルちょい足し表面加工!
結婚指輪を買おう!
プラチナ・ゴールドなどの素材、
ストレートとウェーブなどリングの形状、
どんなものにしようかな〜とあれこれ夢が広がりますよね。
またシンプルなのでいいんだけど、何か少しだけさりげなくアレンジしたい・・・
という方も多いのではないでしょうか。
意外と思いつかないのが結婚指輪の加工です。
ここでは結婚指輪の人気加工に関して調べていきます!
結婚指輪のデザイン人気のちょい足し表面加工!
結婚指輪に人気のミル打ち加工です。
ミル打ちとは
指輪の両サイドやライン部分に小さい丸い粒を連続して打つ加工のことで、
ヨーロッパで古くからある伝統技法の一つです。
欧米お美術館などに展示されているアンティークジュエリーにも多く施されています。
小さいレースのような模様のことですね。
ミル打ちとはラテン語でミルグレインといい、『千の粒』という意味です。
この『千』は大変縁起が良く、子宝、永遠、長寿という意味があり、
結婚指輪や婚約指輪に多く使われてきました。
日本人にも好まれそうな意味合いですよね。
とても細かい作業のため、均等で綺麗なミル打ちはかなりの技術が必要とされます。
その方法として
①手で一つずつ打ち込む
②あらかじめ型を取り鋳造する
③ミル打ちしたように見える型に押し付けて打刻する
の三つがあります。
もちろん①が一番手間がかかります。
熟練した職人がいるお店を選ぶことも重要です。
ではミル打ちをすることにより
どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
【メリット】
・輝きが増えるため、上品な豪華さが加わる
・指輪の縁がはっきりするため、全体が引き締まる
・フラット面が減るため、傷が目立ちにくくなる
【デメリット】
・ミル打ちが取れてしまうことがある
・汚れが詰まりやすい
・サイズ直しができないお店が多い
一般的にはこちらのようなことが言われています。
やはり良い部分と悪い部分はありますが、ミル打ちにこだわりたい!という方は
お店でミル打ち方法、サイズ、アフターケアの3点は必ず確認しましょう!
長期間使用することによって輝きは落ちてきますが、
ミル打ち部分は独特の立体感を持ち、独自の風合いを美しく保ちます。
アンティークジュエリーが今でも魅力的なのはミル打ち効果なのかもしれません。
結婚指輪のデザインシンプルなちょい足し表面加工!
表面加工に種類があるのはご存知でしょうか?
普段アクセサリーを好んでつける人も意外と知らない加工だったりしますので
ここでは代表的な表面加工を紹介していきます。
●ミラー(鏡面)
地金の輝きをそのまま活かした、表面がピカピカで光沢のある仕上がりです。
一番スタンダードで人気があります。
●マット(つや消し・ホーニング仕上げ)
研磨剤を地金の表面に吹き受け、細かい凹凸を入れることで、
金属表面のつやを抑える加工です。
柔らかく落ち着いた輝きになります。
使用する道具や研磨具合で多くの種類に分類します。
●ヘアライン加工
髪の毛のような細い直線を一定方向に入れることにより、
マットよりシャープな印象になります。
ライン状の溝が光を乱反射し、独特の輝きになります。
●ハンマートーン(槌目)
ハンマーで地金表面をたたいて槌目をつける加工で、職人の技術が光ります。
手作業なので同じ指輪はできないため、結婚指輪に選ぶという方もいます。
ハンマーの種類で槌目の印象ラフ、ワイルド、アンティーク、木目調・・・
などだいぶ変わります。
代表的なものでもこれだけの種類があります。
ミラー(鏡面)はやはり一般的に多く人気ですが、
傷がつきやすく、目立ちやすい傾向になります。
24hずっと生活の中でつけていると
ピカピカとした輝きを持続するのはかなり難しいですが、
その傷の蓄積が二人の夫婦生活の思い出にもなりますよね。
マットやヘアライン加工は実は傷が目立ち難い加工でもあり、
落ち着いた印象になりますので、男性にも人気があります。
ただし上にも書いたようにコーティングではなく
表面に傷をつける加工なので、特にプラチナなどの柔らかな金属ですと
日常生活で擦れていくうちに自然と磨かれツルツルになってしまう場合も多くあります。
そういった場合はお店で再度つや消し加工をしてくれるところもあるので、
購入する際に必ず確認しましょう!
また凹凸があるデザインの指輪を選んで、
凹んでいる部分だけにつや消し加工を施すと擦れにくく長持ちするそうです。
私の旦那さんの指輪がまさに凹んでいる部分にマット加工がされています!
購入して約一年経過しており、24h付けっ放しで、
さらに趣味で空手をしているのですが(笑)一応まだマット感は保持しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
普段の既成品のアクセサリーから選ぶ事が多い方は
どんな加工あるのか・できるのか考える機会も少ないと思います。
(私も全く知りませんでした・・・)
結婚指輪だからこそあれこれ考えるのは楽しいですよね。
それぞれの特性を理解してご自身が納得の指輪を作ってくださいね。