梅雨の洗濯物部屋干しのコツ!早く乾く干し方や臭い対策
梅雨のジメジメした嫌な季節。
この時期の悩みの一つが洗濯物です。
部屋干しで長い間湿った状態だと菌が繁殖して
あの生乾きのいや〜な臭いがフワっと香ってくると
それだけで気分も下がります。
そんな臭いを防ぐべく!!
ここ10年程、乾燥機なし・ほぼ部屋干しでやってきた
私の経験も踏まえて部屋干しのコツや対策を書いていきます!!
梅雨の洗濯物部屋干しのコツ
洗濯物を干すのに欠かせないのが
乾燥と風ですが、外とくらべて部屋干しに圧倒的に足りないもの・・・
それは風です!!
外は無風に感じてもわずかに風がそよいでいます。
この送風を甘く見ている人が結構多いように感じます。
例えば、りんごがたくさん実った背の高い木があるとします。
あなたはそのりんごが自然に落ちてくるまで待っているのでしょうか?
そんな事をしていたらりんごは落ちずにそのまま腐ったり萎れたりします。
木を揺らしたりよじ登ったりしてりんごを採りにいきますよね!?
そう
りんご=湿気ですよ。(笑)
水分が自然と乾くのを待ってどうするんですか!
どんどん風を当てて水分を追い出していき、
その追い出した水分を除湿・冷房・暖房なりで乾燥させていきましょう。
この風は扇風機やサーキュレーター等でガンガン起こしましょう。
今、扇風機も安い物だと3,000円位で買えます。
また配置も大切になってきます。
①除湿機の場合
【扇風機】→風→【洗濯物】→→【除湿機】
というふうに、水分を除湿機に吸わせるイメージで風をあてます。
②暖房・冷房の場合
【暖房冷房】→→【扇風機】→風→【洗濯物】
こちらは乾燥した風を扇風機で洗濯物にあてるイメージです。
私の場合は除湿機が家に無く、
もっぱら家のエアコンの乾燥した空気を当てているので
②が当てはまります。
1Rの間取りでない限り、他の部屋へのドアも開けて
なるべく風の通り道も作ってあげましょう。
梅雨の洗濯物早く乾く干し方
狭いスパースにギチギチに干していたら乾きにくいのは当たり前です。
でも広いスペースに余裕をもって洗濯物を干せる方はそうそう
いらっしゃらないんじゃないでしょうか。
大量の洗濯物を狭い空間にか干せないから
みんな困っている訳で・・・
上記で書いたように、
乾きのポイントは「風」です。
干す際にはほんの少しだけでもスペースを使って
風の通り道を作るだけで大分乾きに差が出てきます。
イメージとしてはこんな感じです。
コレは8本ハンガーがありますが
2本を犠牲にして干してあります。
この犠牲にした2本の隙間から風が通っていきます。
また、側面を開けることにより、乾きが早くなるので
両側は無理でも片方に風が通るように干しましょう。
洗濯バサミがたくさんついている物干しも
最近のものは空間が計算されているものも多く、
目一杯干しても、隙間が空くものが多いです。
それでも両端を大きい衣類や面積の大きいタオルなどで
囲うように配置すると風が通らなくなります。
面積の大きいものを中央に、
外側に向かってだんだん小さいものを干していくのがポイントです。
梅雨の洗濯物臭い対策
よし、これから生乾きを作らないぞ!と
これから意気込んで取り掛かる洗濯物は良いとして、
すでに生乾きで臭っている洗濯物がある・・・
という方も多いと思います。
一度臭いがついてしまうと
何回洗って干してもなかなか取れないんですよね。
そんな洗濯物たちの生乾きの臭いを取る方法を
いくつかご紹介します。
【洗濯をする前に】
・洗濯槽の掃除・・・洗濯機のタンク内を殺菌し、そのあと蓋をあけてよく乾燥させる
・熱湯に漬置き・・・熱湯~50℃程度のお湯に30分ほど漬ける
→シルクやウールなどデリケートな素材はNG
→ナイロンやポリウレタンは熱に弱いので熱湯はNG
・酸素系漂白剤に漬置き・・・40℃位のお湯に適正量の酸素系漂白剤を入れて漬ける
→説明書、注意書きをよく読み、適正量と漬け置き時間を守る
→色落ちに注意
【洗濯機を回す時に】※試す際は混ぜないで、洗濯1回につきどれか一つを試すこと※
・酸素系漂白剤を入れる・・市販のものでOK。漬置き後に酸素系漂白で洗うと除菌効果UP!
→色落ちに注意
・重層を入れる・・・粉洗剤に混ぜる(1/2カップ)or柔軟剤として利用(1/3カップ)
臭いを抑える効果とともに、汚れが落ちやすく衣類の色が鮮やかになる効果あり
→30℃前後のお湯で洗濯しないと粉が残る可能性あり
・お酢を入れる・・・通常の洗剤で洗濯後、柔軟剤替わりとしてすすぎの際使用
大さじ2~3杯が目安、雑菌繁殖を防ぐ効果とともに柔軟剤の効果あり
→干すとお酢の臭いはなくなります
【洗濯・脱水が終わった後に】
・衣類乾燥機にかける・・・乾燥時の熱で殺菌してしまします。
→衣類に均等に熱がいかない場合あり
→衣類に皺がつく
・アイロンにかける ・・・熱で菌を殺菌
→生地によって適正温度が異なるので注意
全部いっぺんに試すことはできないので、
できそうな物を一つずつ試して
効果が見られたものを継続していきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
生乾きの臭いを防いで、ジメジメした梅雨を乗り切りましょう!