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お彼岸のお供えはどんな物が良いの?金額の相場やのしはどうする?

お彼岸とは一年の中で昼と夜の長さが同じになることから、
あの世とこの世が最も近くなる日とされ、
お墓参りとして私達が祖先の元へ出向き供養する日とされています。

お墓や仏壇に手を合わせに行く際、手ぶら行くのも気が引けますよね。
むやみに豪華にする必要はありませんが、
儀式・行事なのでマナーはしっかり押さえたいです。

今回はお彼岸のお供えとしてどのような物が一般的なのか調べてみました。
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お彼岸のお供えはどんな物ががいい?

お供え物としての定番中の定番を確認していきます。

①花
これは定番というよりは必須のお供えですね。

お供え用の花と言えば菊をよく目にします。
やはり菊が定番なのかと思いますが、
実はお彼岸にお供えする花に決まりはありません。

ですので
・季節の花
・故人が好きだった花
・市販されている仏花の花束

このどれでも問題はありません。
菊がよく使われる理由としては”長持ちする花”だからです。
また色や大きさも色々あり、花束にした際に映えることからよく選ばれます。

ただし1点注意点を挙げるとすると
刺のある花は良くないとされていますので、バラなどは避けたほうが無難です。
いくら故人が好きだった花と言っても、お墓にお供えした所をイメージして
あまりにも違和感があるようなら避けましょう。

色味も決まったものはありませんが、一般的に多いのが
「白・黄・紫」の組み合わせになります。

白や黄をベースにピンクや赤、故人が好きだった花を入れるのもよいですね。
※だたし「赤」は悲しみの時は避けるとされているので注意

 

②果物
こちらもお彼岸近くになるとスーパー等でセットで売り出しているのをよく見かけます。
果物一種類でも問題ありませんが、せっかくなら詰め合わせになっている方が見た目も華やかです。

果物の種類は特に決まってませんので、故人やご家族が好きなもので詰め合わせても構いません。
主流の詰め合わせは3千円前後でメロン、りんご、夏みかんなどのセットになります。

③洋菓子,和菓子
お彼岸といえばおはぎを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
私はおはぎとぼたもちは同じものとして認識していましたが、
春彼岸には牡丹が咲く時期で「ぼたもち」、
秋彼岸には萩が咲く時期で「おはぎ」と呼ばれるそうです。

ただし、おはぎやぼたもちは生ものですので日持ちがしません。
おはぎやぼたもちに無理にこだわらず、
家族や故人が好きだったお菓子でも問題ありません。
お供えとしてよくあるのは
・おせんべい
・おまんじゅう
・どら焼き
・羊羹
・クッキー
・ゼリー
この辺だそうです。

また、その地域やご家庭によっての定番や決まりがあったりするので
初めて旦那さんや奥さんの実家に行く場合は事前に確認しておきましょう。

④故人が好きだったお酒や食べ物
お供えは故人が好きだったものでよしとされています。
だからといってすぐ傷んでしまうものはNGですが、日本酒やビールなどはOKです。
あまり大きいものだとお供えしにくいので小振りのものがよいでしょう。
たまにお墓にワンカップ酒が置いてあるところも見かけます。

 

お彼岸のお供え金額の相場はどれくらい?

必要以上に費用をかけることはありませんが、
あまりケチケチしたと思われたくはないですよね。

花は1束:500円〜1,000円位が相場ですので
2束購入で合計が1,000〜2,000円位になります。

その他果物やお菓子などご家庭にもよりますが
1,500〜3,500円位が主流だそうです。

花+果物(又はお菓子)で
大体3,000〜5,000円位の金額が相場のようです。

お花が既に用意されている場合などは
果物やお菓子などの金額を少し上げるなどして調整しましょう。

また、家によっては
物では無く、お金をお供えする場合があります。
同じくお供えする人や家の人に金額を聞きましょう。
大体の場合は3,000〜5,000円くらいだそうです。

この時に使う香典袋は白黒もしくは双銀結切の不祝儀袋の表書きに
「御供物料」もしくは「御仏前」と書きます。

地域や家によって違いがありますので、事前に確認しておきましょう。


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お彼岸のお供えのしはどうする?

「のし(熨斗)紙」とは奉書紙に「のし」と「水引」を印刷したものです。

慶事に使われるのが「のし紙」で、
弔事に使われるのが「のし」ががなく、「水引」だけの印刷したものを使います。
→水引だけを印刷したものを『かけ紙』と呼びます。

ですので、お彼岸のお供え物には「かけ紙」をかけるのがマナーです

水切りは白黒、黄白、双銀のどれかを選び、結び切りのものにします。

水引の本数も一般的に奇数の物を使うことが多く、
中でも5本のものを使う事が多いそうです。

品物の場合の表書きは
水引の上段に「御供」
水引の下段に「名前」
を書き入れましょう。
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まとめ

お彼岸も伝統的な日本の行事です。
失礼のないよう最低限のルールやマナーは知っておきましょう。

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