こども・育児関係

インフルエンザ予防赤ちゃんのために家や家族でやること対策いろいろ

2017/09/11

毎年冬場になると流行るインフルエンザ。

予防接種が一番効果的ではありますが、
生まれて六ヶ月未満の赤ちゃんは予防接種が出来ません。

母乳で育てられている赤ちゃんの場合、
お母さんから免疫や抗体を栄養と一緒にもらって飲んでいるため、
風邪やインフルエンザにかかりにくく、実際にインフルエンザにかかる赤ちゃんはとても少ないです。

ですが親としては少しでも感染の可能性を低くしておきたいですよね。
今回は予防接種以外で出来るインフルエンザ予防を調べてみました。
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インフルエンザ予防赤ちゃん対策家ですること

1日の半分以上寝ている赤ちゃんにとって室内の環境が一番大切です。
まずは部屋の環境を整えましょう!!

【温度・加湿管理】
インフルエンザとはインフルエンザウイルスを病原体とする気道感染症です。
冬場の大気の乾燥と部屋の暖房による乾燥でさらに乾燥がすすみます。
空気中に水分が少ないとせきやくしゃみでウイルスも拡散してしまいます。

このインフルエンザウイルスの弱みが高温多湿なんです。
温度20℃、湿度50〜60%で空気中の感染力がガクッと下がります

体感ではわかりにくいですが、温度・湿度計が無い方はぜひ購入し、
室内管理をしてみて下さい。

注意点として、湿度が70%以上になると
こんどは細菌やカビが育ちやすくなり
、これらを長時間吸い込むとアレルギーを起こす人もいます。

過度な加湿に注意し、加湿器のタンクは1日おきに清掃しましょう。

【換気】
床に落ちたウイルスは時間が経てば消滅しますが、
締め切った室内では長い時間空気中を漂っていることもあるそうです。

換気をすることで空気中にウイルスの濃度を下げることができます。
温度や湿度に気を取られがちですが、定期的に換気もするように心がけましょう。

 

インフルエンザ予防のために家族がすること

人混みにインフルエンザウイルスは潜んでいます。
外出した大人がウイルスを家に持ち帰ってしまっても目には見えません。
できるだけ部屋に持ち込まないよう対策しましょう。

【手洗い】
風邪やインフルエンザなどのウイルスの多くは「手」から体内に侵入する事が多いと言われています。
確かにクセや無意識に手で鼻や口を触っている時は結構ありますよね。

さらにはドアノブや階段の手すり、会社のパソコン、トイレなど
多くの人が触るようなものに触れた後に可能化限り手洗いをしましょう。

また、手洗い方法も中途半端にしていては意味がありません。

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◆正しい手洗い方法◆
・石鹸をしっかり泡立てる
・手のひら、手の甲をこすり、両手の指の間をこすり合わせて洗う
・指先、爪の間も丹念に洗う
・手首も反対の手でねじりながら洗う
・水で石鹸をきれいに洗い流す
・清潔なタオルで水分を拭き取る

結構面倒ですが、これらを毎回しっかりやらないとウイルスが残ります。

少し前まで、手洗いとセットで「うがい」も推奨されていましたが、
近年の研究でインフルエンザのウイルス侵入防止に効果がないと言われています。

うがいは喉の細菌やウイルスを洗い流しますが、
インフルエンザウイルスはタンパク質の刺が突き出しているそうで、
人が吸い込むと喉に付着し、人の細胞の仕組みを乗っ取り
約20分程で細胞の中に取り込まれて増殖していくとされています。

ここまで短時間に細胞に侵入する防止策として「うがい」はあまり効果的ではなく、
「うがい」の習慣も日本だけのものとなっています。

【人混みに行かない】
人混みではインフルエンザにかかった人の咳やくしゃみからの飛沫感染や
不特定多数の人と接触が増えるため接触感染が起こりやすい状況です。

どうしても出かけなければならない場合は仕方ないですが、
できるだけ人が多い場所は避けましょう。

【家族が予防接種をする】
家族の誰かがインフルエンザに感染してしまうと、室内にウイルスが蔓延してしまいます。
まずはまわりにいる大人が予防接種を受けて
赤ちゃんへ感染しないように心がけましょう。

もし感染したかな?と思ったらすぐに異なる部屋で寝るなど
できるだけ赤ちゃんに接触しないようにしてください。

 

インフルエンザ予防赤ちゃんのために家や家族でやること対策いろいろ

上記に挙げたこと以外にも
日頃からのちょっとした気遣いでインフルエンザ感染の可能性を少しでも回避し、
異変を早めに発見することで悪化を防いでいきましょう。

【平熱を把握しておく】
赤ちゃんは大人よりも平熱が高いですが、通常時の体温は把握していますか?
1日1回計ることにより、ちょっとした異変にも気づくことが出来ます。

私の通っていた産婦人科では毎日赤ちゃんのお風呂前に体温を計るといいですよ〜
と言ってました。
毎日おおよその時間を決めたり、お風呂のように毎日の生活ついでに
サッと計るといいかもしれません。

【栄養・睡眠をしっかりとる】
免疫が弱るとインフルエンザにも感染しやすくなります。
自分から赤ちゃんに感染したくはないですよね。
まずはご自身の体調を整えましょう。

また、母乳の場合はバランスの良い食事をすることにより良い母乳が作られます。
ご自身の食事が赤ちゃんのためだと思って、バランス良く食べましょう。

 

まとめ

予防接種以外にも出来ることはたくさんあります。
面倒がもしれませんが、インフルエンザに感染してしまう方が面倒ですよ!!
ちょっとした手間でこの冬はインフルエンザを回避しましょう。

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