こども・育児関係

ノロウイルスの赤ちゃんの食事はどうする?水分補給や注意するもの

2017/11/02

大人でも辛いノロウイルスですが
赤ちゃんが感染してしまったら気が気じゃないですよね。
ノロウイルスの特徴は発熱、嘔吐、下痢です。
胃腸も弱り、食欲もない赤ちゃんの食事はどうすればいいのでしょうか。
今回はそんな赤ちゃんの食事に関して調べてみました。
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ノロウイルスにかかった赤ちゃんの食事〜まずは水分補給

感染すると24〜48時間の潜伏期間を経て発熱、嘔吐、下痢、腹痛などの症状が現れます。
特に吐き気がある場合は大人でも食欲がなくなるのと同じように
赤ちゃんも胃腸に負担がかかり、食べてもすぐ吐いてしまいます。

食事は無理にをして食べる必要はありませんが、
嘔吐や下痢、発熱による発汗で赤ちゃんの身体からは急激に水分が失われます。
これらにより脱水症状を引き起こすこともありますのでまずは水分を十分に取らせましょう

湯冷ましや赤ちゃん用イオン水を1〜2口飲ませ、
30分程様子をみて嘔吐がなければ、徐々に増やしていきます。

一度に大量の水分を飲むと嘔吐の原因にもなりますので注意しましょう。
脱水症状が重い場合は病院で点滴を受けることができます。

 

ノロウイルスにかかった赤ちゃんの食事

強い吐き気が収まってから、少しずつ食事を開始しましょう。
基本は
普段の離乳食より1段階下げて作ること

消化の良いものをさらに一段階下げて作ることが
赤ちゃんにとって負担が少なく済むようです。
では消化の良いもので定番のものを見てみましょう。

【重湯・おかゆ】

定番ですがご飯を軟らかくしたものが基本になります。
普段食べている状態より少し水分量を増やして作りましょう。

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【うどん】

通常の状態ですとあまり消化に良くないのでよく煮込みましょう。
細かく刻んだ野菜なども一緒に煮込めば栄養もとれますね。

【野菜スープ】

人参、玉ねぎなどを潰すかミキサーにかけて柔らかく煮ましょう。

【豆腐】

だし汁ですりつぶすとおいしく消化にも良いです。

【バナナ】

消化がよく、ビタミンや糖質が豊富で栄養たっぷり!!
柔らかいので赤ちゃんも食べやすく、すぐエネルギーになるのでおすすめです。
胃の粘膜を保護する効果もあります。

【りんご】

ペクチンが豊富で整腸作用があります。
擦りおろした物をあげましょう。
小鍋などで一度火を通すとより消化がよくなるそうです!

 

ノロウイルスにかかった赤ちゃんの食事で注意が必要なもの

食べるものによっては吐き気や下痢を悪化させてしまいます
注意が必要な食べものをまとめました。
赤ちゃんが好きな物でも体調が回復するまで待ちましょう。

◆柑橘系の果物
酸味であるクエン酸が胃の粘膜を刺激し、余計に胃酸の分泌を促してしまいます。

◆酢を使ったもの
こちらもクエン酸と同じく胃酸を誘発します。
酢はケチャップ、マヨネーズ、ドレッシングなど調味料に意外と入っているので要注意です。

◆牛乳・ヨーグルトなどの乳製品
乳製品に含まれる乳糖は消化が悪く、下痢の悪化や長期化を引き起こします。

不溶性食物繊維が多く含まれるもの(穀類、小松菜、サツマイモ、もやしなど)
便秘の人には良いですが、胃腸が弱っている場合は腸管を刺激してしまいます。

 

まとめ

赤ちゃんは不調を言葉に出来ないので
お母さんも大変ですが、慌てず落ち着いて対処しましょう。
赤ちゃんが一刻も早く回復することを祈っています。

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