カラダ・健康

体を温める飲み物はココアか生姜か効能の違いとおすすめレシピ

2016/12/18

毎年冬になると体が冷えて
勉強や仕事が手につかなくなる事や、
なかなか寝付けない方も多いのではないでしょうか。

寒い季節に手軽に温かくなれるアイテムといえばホットドリンクです。
ここでは定番のココアと生姜に関して紹介していきます。
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体を温める飲み物ココア

ホットドリンクの定番ともなっているココア。

カカオは暑い地域で収穫されるものなので、体を冷やすイメージがあるかもしれませんが、
収穫されたココアは果皮を除いて一週間程度発酵という行程を通している
ことから体を温める効果に変化していると考えられています。

また、他の飲み物に比べ体表面温度の上昇後、その持続時間が長いとされています。
そんなココアにはどのような成分が含まれているのでしょうか。

●カカオポリフェノール
脳内の血液量を増加し、BDNFを増やす働きがあると言われています。
このBDNFが増えることにより、認知機能や学習能力が衰えるのを抑えてくれます。
ストレスホルモンの分泌を抑えたり、抗酸化作用による老化防止も
女性にはうれしい作用です。

●テオブロミン
カカオ豆の苦い香り成分になります。
こちらは血行を良くし基礎代謝を高め、冷えの緩和に効きます。
この他に、自律神経を調整するため、リラックス効果や集中力や思考力を高める効果も期待できます。
コーヒーなどに含まれるカフェインと似たような覚醒効果がありますが、
カフェインより強くありません。

ここで注意したいのが、
ココアと一緒によく使用する牛乳と白砂糖です。
牛乳や白砂糖は体を冷やす食材になりますので、
入れる場合なるべく控えて、お湯や蜂蜜を使用しましょう。

 

体を温める飲み物生姜

こちらも定番の生姜。
手の甲など体の末梢部分に関して体温上昇が早く、上昇温度もココアより高い傾向にあります。
また殺菌作用も高く、免疫力向上効果もありますので
風邪気味の時などは特におすすめです。

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●ジンゲロール
生の状態で一番多く含まれる辛み成分で、
殺菌作用と共に、血行促進作用もあります。
手足などの体の外側を温める効果が特徴です。
血行が良くなった後に、体の表面が冷やされると逆に体を冷やしやすい結果にもなります。

●ジンゲロン
生姜に熱を加えるとジンゲロールからジンゲロンが作られます。
血管を広げ、血液の循環を良くする作用から冷え緩和が見込めます。
脂肪燃焼作用もあり、ダイエット効果も期待できるのが嬉しいところです。

●ショウガオール
こちらも生姜に熱を加えるとジンゲロールから作られます。
一番体を温める作用が強く、胃腸の働きを活発にさせて
体の内部から温める特徴があります。

生姜を生と加熱した後で効能が変わってきますので
目的によって使い分けましょう。

 

体を温める飲み物おすすめレシピ

ココアと生姜の違いは分かりましたでしょうか。
それぞれ効果はいろいろですが、
体を温める速さと時間に関しては

・ココアの方が持続性が高い
・生姜の方が即効性が高い

という事がわかりました。

両方捨てがたい効能だな・・・と考えているあなたへ

今回は両方使用した効能欲張りなレシピを紹介します。
ぜひ試してください!!

冷えに最強!生姜ココア(2杯分)
【材料】
純ココア:小さじ山盛り4
生姜  :1欠片(5g~10g程度)
水   :400ml

【作り方】
1.鍋にココアを入れ、水を20mlほど入れて練る
2.水を少しずつ足して、全部加えたところで生姜をすりおろして入れる
3.中火にかけ、沸騰直前で火を止める
4.お好みで蜂蜜や黒砂糖を入れて完成
温かいうちに飲みましょう!

【ポイント】
・ココアはさまざまな種類がありますが、
生姜ココアの場合は砂糖やミルクが添加されていない「純ココア」が
おすすめです。自分で甘さを調整してカロリーも抑えることができます。

・生姜はチューブタイプのものでもOKですが、
薬効の点で生の生姜には劣りますので、
効能をフルに活用したい場合は生の生姜を用意しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ココアと生姜、どちらも冷えには定番の飲み物だと思いますが、
それぞれの効能を理解して効率よく冷えを解消していきましょう。

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