鏡餅のカビを防ぐ方法いろいろ!ラップ利用方法と焼酎&割り箸方法
2018/07/11
お正月に欠かせない飾りと言えば鏡餅です。
スーパーなどでお手軽な鏡餅を飾る家も増えていますが、
ついたお餅を鏡餅にする家もまだまだあります。
店で購入した真空パックなどのお餅は心配ありませんが、
ご自宅で作った鏡餅でどうしても気になるのがカビです。
年末から鏡開きまでの期間飾っておくので
毎年カビに悩むご家庭も多いのではないでしょうか。
今回は飾る前に一工夫!
鏡餅のカビ対策について調べてみました。
鏡餅のカビを防ぐ方法はコレだ!
通常のお餅でしたら冷凍したり、からしと一緒にタッパーに入れたりできますが、
鏡餅は飾るのがお仕事(?)です!!
いろいろネットで調べてみると
皆さん色々な方法でカビ対策していることが分かりました。
ズバリその方法をまとめると・・・
◆部屋の換気
◆ラップで包む
◆アルコール類を塗る
◆割り箸で浮かす
こちらになり、
皆さんされているのが大体この4つのどれかでした。
部屋の換気はまあ分かるとして、
その他は具体的にどのように作業するのかさらに調べてみました。
鏡餅のカビ防止ラップを使う方法
1番おすすめなのがこちらの
ラップに包んでしまう作戦です!!
普通にやろうとするとラップのシワが出来て不格好になりがちですが、
きれいにラッピングできる方法をご紹介します。
【きれいにラップで包む方法】
①ラップと鏡餅にしたいサイズ大小の皿を用意する
②お皿を水で軽く濡らし、ラップを皿に貼り付ける
③そこに熱い状態で餅を入れてそのまま冷ます
④餅が冷めたらラップごと皿から外してそのままラップに包む
→大小それぞれ作って重ねれば完成です!!
この方法だと空気も入りにくく、乾燥せずに保つ事ができます。
ラップは余裕をもって大きめに切っておきましょう。
しかしこちらは鏡餅を形にする前の作業になります。
もう作ってしまったから遅いよ!!という方は下の方法も見てみましょう。
鏡餅のカビ防止焼酎と割り箸を使う方法
こちらの方法はかなり定番な方法ですが、
「焼酎」と「割り箸」を使う方法です。
◆焼酎
【焼酎の種類】
アルコールは殺菌効果があり、
お餅に塗るとカビ防止に効果的です。
そこで比較的匂いの少ない焼酎を使うのが一般的です。
焼酎と言っても種類がたくさんあります。
どのような焼酎が適しているのでしょうか?
焼酎の種類は主に「甲類」「乙類」という種類がありますが
鏡餅に塗るのに適しているのは
あまり匂いのしない「甲類」になります。
理由は甲類乙類の特徴にあります。
甲類
無色透明でピュアなクセのない味わいが特徴。
クセがないので酎ハイやサワー、カクテル、果実酒など幅広く使われる。
乙類
原料独特の風味や味わいが強く出ます。
米、麦以外にも芋、蕎麦、黒糖などの原料を生かした味わいが楽しめます。
このように乙類を塗ってしまうと原料の匂いが鏡餅についてしまうんですね。
なのでよっぽどこの芋焼酎の匂いが好きなんだ!!という方以外はおとなしく甲類を塗るのをおすすめします。
【焼酎の塗り方】
方法は二通りあり、
・ハケでしっかり塗る方法
・霧吹きなどで吹きかける方法
です。
ハケの方は最初にたっぷりとまんべんなく塗りまくります。
二度、三度塗りと重ね塗りすると一層効果が上がります。
ただしお餅がベタつくので、それが嫌な場合は霧吹きで数日おきに少量吹きかけましょう。
ベタつきか手間か・・・
ご家庭の環境や状況に使い分けるといいですね。
◆割り箸
お餅は水分も多く、室内に飾ることが多いので部屋の暖かい温度でさらに増殖します。
そこで割り箸を使って見えないように餅を底上げして通気性をUPさせる作戦です。
大小それぞれの直径よりも少し短くカットした割り箸を用意し、
台と餅の間に2本、上の餅と下の餅の間に2本置くだけです。
これで隙間ができ、風邪通りがよくなります。
まだお餅が柔らかい状態でやると
お餅が垂れて隙間が塞がってしまうので
ある程度固まってから作業しましょう。
まとめ
鏡餅は神様が宿ったお餅ですので残さず食べたいものです。
カビ対策の有無で鏡開きの日のお餅の状態が大きく違ってきますので
今年はぜひ対策をして美味しく頂いてくださいね。